日経平均は174円高、米ハイテク株上昇に円安が支え

 26日午前10時時点の日経平均株価は前日比174円34銭高の3万975円47銭。朝方は、25日の米国株式市場でハイテク株中心に上昇した流れを受け、半導体・電子部品関連株などに買いが先行した。一時1ドル=140円23銭への円安・ドル高も支えとなり、日経平均は上げ幅を拡大し、一時3万1048円51銭(前日比247円38銭高)まで上昇した。その後は利益確定売りに伸び悩み商状となっている。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、JR東海<9022.T>、JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>などの陸運株が堅調。HOYA<7741.T>、東精密<7729.T>などの精密株や、東エレク<8035.T>、アドバンテス<6857.T>、TDK<6762.T>などの電機株も高い。任天堂<7974.T>、凸版<7911.T>、ヤマハ<7951.T>などのその他製品株や、丸紅<8002.T>、三菱商<8058.T>、伊藤忠<8001.T>などの卸売株も値を上げている。

 半面、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、コスモエネH<5021.T>、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株が軟調。関西電力<9503.T>、東北電力<9506.T>、北海道電力<9509.T>などの電気・ガス株も値を下げ、りそなHD<8308.T>、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も売られている。

 個別では、エンプラス<6961.T>、芝浦<6590.T>、アニコムHD<8715.T>などが値上がり率上位。半面、タカショー<7590.T>、ネットプロテ<7383.T>、ユーザーL<3984.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ