【深センIPO】電動工具メーカーの浙江普莱得電器、初値は公開価格を30.60%上回る46.01元

サーチナ

中国株

2023/5/31 9:17

 電動工具メーカーの浙江普莱得電器(301353/深セン)が5月30日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格は35.23元に対し、初値は30.60%上回る46.01元だった。終値は同31.14%高の46.20元だった。

 同社は2005年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。電動工具の研究開発、設計、製造、販売を主業務としており、ODM(委託設計・生産)製造とともに、自社ブランド製品の製造、販売も手掛ける。DIY、工業製造、建築、造園造林など幅広い分野で利用され、スタンレー・ブラック&デッカー、ボッシュ、マキタ、メタボ、アインヘルなどにODM製品を提供。欧州、米州、アジア太平洋など100近い国・地域に製品を輸出している。

 22年12月期の売上高は7億363万元(前期比4.59%増)、純利益は9916万元(同4.21%増)。23年1〜3月期の売上高は1億5845万元(前年同期比2.01%減)、純利益は1531万元(同39.69%減)。

 新規上場に伴い調達予定の5億6144万元(約111億円)は、年産800万台のDCリチウムイオン電池電動工具生産プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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