6月1日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、神経質な展開か

為替

2023/6/1 8:45

ドル・円予想レンジ:1ドル=138円00銭-140円00銭

 6月1日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=139円ちょうど近辺で神経質な展開とみる。前日の米国時間はFRB(米連邦準備制度理事会)高官によるハト派的な発言を受けてドル売り・円買いが優勢となった。東京時間もこの流れを引き継ぎ、ドル・円は上値の重い展開が予想されるが、日本時間の午前中には米債務上限引き上げ法案の採決が始まるため、行方を眺めながらの展開となる。結果次第では為替市場も波乱含みとなりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:対外・対内証券売買契約、1-3月期法人企業統計調査

アジア:中国5月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)、インドネシアが休場

北米:米5月ISM製造業景気指数、米5月ADP雇用統計、新規失業保険姿勢件数

欧州:ユーロ圏5月HICP(消費者物価指数)、ユーロ圏4月失業率

その他:ブラジル1-3月期GDP(国内総生産)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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