日経平均は185円高、米株高を受け買い先行

 2日午前10時時点の日経平均株価は前日比185円63銭高の3万1333円64銭。朝方は、1日の米国株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、買いが先行した。日経平均は上げ幅を徐々に広げ、一時3万1424円15銭(前日比276円14銭高)まで上伸した。ただ、高値警戒感もあって、一巡後は利益確定売りに伸び悩み商状となっている。

 業種別では、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>、T&DHD<8795.T>などの保険株が堅調。大王紙<3880.T>、日本紙<3863.T>、レンゴー<3941.T>などのパルプ・紙株や、住友不<8830.T>、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も高い。トヨタ<7203.T>、マツダ<7261.T>、三菱自<7211.T>などの輸送用機器株も買われている。任天堂<7974.T>、大日印<7912.T>、アシックス<7936.T>などのその他製品株も値を上げている。

 半面、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株がさえない。

 個別では、エコナクHD<3521.T>、メンバーズ<2130.T>、システムソフ<7527.T>などが値上がり率上位。半面、KeePer<6036.T>、アステリア<3853.T>、IBJ<6071.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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