<米国株情報>ターゲットは10日ぶり小反発も、JPモルガンは株価低迷の長期化を懸念

株式

2023/6/2 10:13

 小売大手ターゲット<TGT>が1日、前日比3.19%安の126.75ドルまで売られ、52週安値を更新。売り一巡後は下げ渋り、同0.18%高の131.16ドルと10営業日ぶりに小反発した。

 金融大手ジェイピー・モルガン・チェース<JPM>が顧客向けリポートで、ターゲットの投資判断を「オーバーウエート」(強気)から「ニュートラル」(中立)に引き下げた。売上の半分を占める一般商品の販売比率が低下しているうえ、食料品の物価上昇率の低下もあり、「広範にわたって弱体化している」と指摘。株価低迷が長期化する恐れがあるとみている。

 また、ターゲットではかねてよりLGBT(性的少数者)に配慮した商品を販売しているが、最近はこれに対する批判や嫌がらせが過激化。一部のLGBT関連商品の展示を取りやめるなどの対応を取ったことから賛否両論を呼んでおり、JPモルガンは「多くの懸念が生じている」とした。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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