日経平均は561円高、構成銘柄ではコナミG、ファストリテ、中外薬などが値上がり率上位

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株式

2023/6/9 11:05

 9日午前11時時点の日経平均株価は前日比561円92銭高の3万2203円19銭。朝方は、広範囲に買いが先行した。米金融引き締め長期化への警戒感が後退し、8日の米国株式市場で主要3指数が上昇。きのう日経平均が大幅続落した反動もあり、先物主導で上げ幅を拡大し、一時3万2240円05銭(前日比598円78銭高)まで上伸した。利益確定売りに伸び悩む場面もあったが、買い気は根強く持ち直し、足元では3万2200円近辺でしっかりとなっている。

 日経平均構成銘柄では、コナミG<9766.T>、ファストリテ<9983.T>、中外薬<4519.T>などが値上がり率上位。半面、三井ES<7003.T>、シャープ<6753.T>、積水ハウス<1928.T>などが値下がり率上位。

 なお、日本時間午前10時30分に発表された中国5月消費者物価指数は前年同月比0.2%上昇と市場予想と一致し、生産者物価指数は同4.6%低下と市場予想の4.3%低下を下回ったが、直後の反応は限定的だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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