信用関連データ=売り残が5週ぶり減少、買い残は増加に転じ、信用倍率3.90倍に上昇
22日申し込み現在の2市場信用取引残高は、売り残が前週比267億円減の9620億円、買い残は同1862億円増の3兆7562億円だった。売り残が5週ぶりに減少し、買い残は増加に転じた。信用倍率は前週の3.61倍から3.90倍に上昇した。
この週(19-22日)の日経平均株価は22日終値が15日終値比1130円安の3万2402円となった。週初18日は「敬老の日」の祝日で、4営業日中、0勝4敗だった。3連休明け19日は大幅反落(290円安)。前日の米国株式は小幅ながら反発したものの、前週末に米ハイテク株を中心に大きく下落し、重しとなった。20日も大幅続落(218円安)した。強含んで始まったが、19日の米国株安が重しとなり、すかさず下げに転じた。20日にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表を控え、持ち高調整売りに押された面もある。
21日は大幅に3日続落(452円安)。FOMCでは2会合ぶりに政策金利の据え置きを決めたが、年内あと1回の追加利上げを示唆、米国株が下落し、売り優勢となった。22日も下げ(168円安)が続いた。米長期金利の上昇を背景に米国株が下落し、下げ幅は一時400円を超えた。昼休みの時間帯に日銀は金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の現状維持を決定、後場は買い戻しを誘発し、急速に下げ幅を縮小する場面もあった。
26日の売買代金に占めるカラ売り(信用取引を含む)の割合を示すカラ売り比率(小数点第2位以下を四捨五入)は42.4%(前営業日は41.2%)と上昇し、5営業日連続で40%台だった。この日の日経平均は大幅に反落し、3万2315円(前日比363円安)と安値で引けた。時間外取引で米長期金利が一段と上昇し、警戒された。米株価指数先物の下げも重しとなり、先物売りを交えて下げ幅拡大の流れとなった。軟地合いが続くようなら、カラ売り比率はさらに上昇する可能性がある。
提供:ウエルスアドバイザー社
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