<米国株情報>テスラ、7-9月期の販売台数は43.5万台―市場予想下回る

株式

2023/10/3 10:07

 EV(電気自動車)大手テスラ<TSLA>は2日寄り付き前、23年12月期第3四半期(7-9月)の新車販売台数(速報値)を発表。前年同期比26.5%増の43万5059台となったが、市場予想の45万台超を下回った。四半期ベースで過去最高となった第2四半期(4-6月)の46万6140台を約7%下回り、過去最高の更新は4四半期連続で止まった。

 車種別では、主力の「モデル3」とSUV(スポーツ用多目的車)の「モデルY」が計41万9074台(前年同期は32万5158台)、セダンタイプの「モデルS」と7人乗りSUV「モデルX」は1万5985台(同1万8672台)だった。

 生産台数は前年同期比17.6%増の43万488台にとなり、これも過去最高だった第2四半期の47万9700台を下回った。モデル3とモデルYは計41万6800台(前年同期は36万5923台)、モデルSとモデルXは1万3688台(前年同期は1万9935台)だった。

 今夏は一部の工場で設備更新があり、その影響で操業を一時停止していたため、生産台数が抑制された面がある。中国市場では販売競争が激化しており、この影響も懸念されるが、会社側は23年の販売計画の約180万台を変更していない。

 テスラの2日の株価は寄り付き直後に前週末比で3%程度下落したが、売り一巡後に下げ渋り、同1.38%安の251.60ドルと3営業日続伸して取引を終えている。

 なお、テスラは第3四半期の決算を18日に発表する予定。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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