<米国株情報>フィスカー、米連邦破産法第11条適用を申請

株式

2024/6/19 10:15

 新興EV(電気自動車)メーカーでSUV(スポーツ用多目的車)タイプのEV「オーシャン」シリーズで知られるフィスカー<FSR>は18日、日本の民事再生法にあたる米連邦破産法第11条の適用を申請したことを明らかにした。資産額は5-10億ドル、負債額は1-5億ドルと推定される。

 経済専門チャンネルCNBCによると、フィスカーは経営破綻を回避するため、3月に日産自動車<7201.T>と出資の協議を進めていると報じられていたが、この交渉も決裂したとようで、外部投資家からの3億5000万ドルの資金調達も中止という。

 フィスカーは声明文で、EV市場やマクロ経済の逆風に直面するなか、「破産法第11条に基づいて資産売却を進めることが、最も実行可能な前進の道と判断した」と述べている。

 同社は2月に開示した報告書で、事業継続能力には「重大な疑念」がある」とし、いわゆるゴーイングコンサーン(倒産せずに順調に業績を伸ばし続ける、“継続企業”となる能力)を警告。6月4日には、350万ドルの短期融資の返済がデフォルト(債務不履行)になったことを明らかにしていたため、市場では今回の破産法適用申請も時間の問題とみられていた。

 フィスカーはデンマークの自動車デザイナーであるヘンリク・フィスカー氏が07年に米国で設立したフィスカー・オートモーティブ(14年に経営破綻)が前身。自社工場を持たず、自動車の製造をカナダ自動車部品大手マグナ・インターナショナルに委託した上で、デザインとインターフェースに注力しており、「自動車業界のアップル」とも呼ばれていた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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