中国大引:上海総合1.3%高で5日ぶり反発、ハイテク株に買い

サーチナ

中国株

2024/7/9 16:44

 9日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比36.92ポイント(1.26%)高の2959.37ポイントと5日ぶりに反発した。

 自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日まで4日続落し、足元では約5カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。中国の政策に対する期待感も支え。中国の証券アナリストらは、中国の金融当局が流動性を確保するため、第3四半期(7~9月)に預金準備率を引き下げる可能性があると指摘した。ほか、中国では15~18日、中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が開かれる。中国の内需不振や対外関係の悪化を警戒した売りがみられたものの、指数は日かにかけて上げ幅を広げている。(亜州リサーチ編集部)

 業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)がストップ(10.0%)高、IC設計の上海貝嶺(600171/SH)が9.4%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が7.6%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が6.4%高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が6.1%高で引けた。

 金融株もしっかり。上海浦東発展銀行(600000/SH)が2.5%高、招商銀行(600036/SH)が1.4%高、中国太平洋保険(601601/SH)が2.4%高、中国平安保険(601318/SH)が1.7%高、華泰証券(601688/SH)が2.9%高、中信証券(600030/SH)が2.1%高で取引を終えた。

 自動車株も物色される。東風汽車(600006/SH)が3.6%、長城汽車(601633/SH)と北汽福田汽車(600166/SH)がそろって2.2%、広州汽車集団(601238/SH)が1.9%ずつ上昇した。素材株、インフラ関連株、不動産株、医薬株、運輸株、食品・酒造株なども買われている。

 外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.60ポイント(1.14%)高の231.21ポイント、深センB株指数が8.07ポイント(0.73%)高の1121.07ポイントで終了した。

(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)(写真:123RF)

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