<一撃!裏銘柄>急騰候補の有力低位株、PBR1倍達成に意欲――サノヤスHD

株式

2024/7/11 12:04

 テーマパーク関連事業や工事用エレベーター、立体駐車場などを手掛けるサノヤスホールディングス<7022.T>を急騰候補の有力低位株としてマークしたい。

 同社の今3月期の連結業績計画は営業利益が1億円(前期比80%減)に落ち込む見通しだが、背景には遊園地施設の遊戯機械の入れ替えなどの先行投資や、給与引き上げの前倒しに伴う人件費の増加があり、来期以降の方向性は明るい。中期経営計画の最終年度に当たる2027年3月期は営業利益10億円の目標を掲げ、株主資本コスト(5.7%)を上回るROE(自己資本利益率)6%以上(前期は5.5%)を目指す。これにより、PBR(株価純資産倍率)1倍以上の実現に意欲をみせている。

 新型コロナ禍の影響でテーマパーク企業は20年に6割強、21年に約5割の企業が赤字を計上したとみられるが、22年には約8割が黒字を回復している。同社は遊園地の施設運営管理のほか、機械のプランニングから設計、製作、据え付けまでを一貫して担う。観覧車やコースターのほか、メリーゴーランド、急流滑りやティーカップなど実績は幅広い。業界のマインドが好転する中で、新たに受注したよみうりランドの観覧車を足掛かりに関東エリアの商圏拡大を狙う。インバウンド(訪日外国人観光客)の増加も追い風だ。

 建設分野も好調だ。高層ビル用を中心とする動力制御盤・分電盤・配電盤や機械式駐車装置の修繕・リニューアル工事の需要が復調している。同セグメントの前期末の受注残高は91億円(前々期末比22%増)と豊富で、中期業績への不安は少ない。

 PBR1倍に相当する株価は264円だ。

提供:ウエルスアドバイザー社

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