30日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、144円台半ばを軸にもみ合いか

為替

2022/9/30 8:21

ドル・円予想レンジ:1ドル=143円80銭-145円20銭

 30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台半ばを軸にもみ合いとみる。前日の米国では米長期金利が上昇し、ドル買い・円売りが優勢となった。きょうは「5・10日(ごとおび)」に伴う実需の動きが活発化しやすいものの、米国ではFRB(米連邦準備制度理事会)が重要視する米8月PCE(個人消費支出)デフレーターの発表を控えており、手控えムードも強まりやすい。日本による円買い介入が警戒される145円ちょうど近辺では上値が重くなりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:8月失業率、8月有効求人倍率、8月鉱工業生産

アジア太平洋:中国8月製造業PMI(購買担当者景気指数)、中国9月財新メディア製造業PMI、インド中銀が政策金利を発表

北米:米8月個人消費支出・個人所得、米8月PCEコアデフレーター、米9月シカゴPMI(購買部協会景気指数)、米9月ミシガン大学消費者態度指数

欧州:独9月失業率、ユーロ圏8月失業率、ユーロ圏9月HICP(消費者物価指数)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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