日経平均は336円安、欧米株安で売り先行、先物売り交え下げ幅拡大

 30日午前10時時点の日経平均株価は前日比336円25銭安の2万6085円80銭。29日の欧米株安を受け、売りが先行した。先物売りを交えて下げ幅を拡大し、一時2万6010円76銭(前日比411円29銭安)まで下落した。その後は下げ渋っているが、戻りは限定されている。

 業種別では、日産自<7201.T>、トヨタ<7203.T>、マツダ<7261.T>などの輸送用機器株が軟調。東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ファナック<6954.T>などの電機株も売られている。ブリヂス<5108.T>、TOYO<5105.T>、住友ゴム<5110.T>などのゴム製品株や、クボタ<6326.T>、ダイキン<6367.T>、IHI<7013.T>などの機械株も安い。SUMCO<3436.T>、ニッパツ<5991.T>などの金属製品株も値を下げ、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株もさえない。

 半面、第一三共<4568.T>、協和キリン<4151.T>、アステラス薬<4503.T>などの医薬品株が堅調。SOMPOH<8630.T>、第一生命HD<8750.T>などの保険株もしっかり。

 個別では、ネクステージ<3186.T>、アシックス<7936.T>、チェンジ<3962.T>などの下げが目立つ。半面、DCM<3050.T>、ウェルビー<6556.T>、ハブ<3030.T>などの上げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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