北京汽車、22年12月期通期の売上高は約8%増の1904億元

サーチナ

中国株

2023/3/29 9:13

 中国の自動車大手、北京汽車(01958/香港)が3月24日、2022年12月期通期決算を発表し、前期比で増収増益となったことを明らかにした。

 22年12月期通期の売上高は1904億6285万人民元で、前期の1759億1568万元から8.27%増加した。このうち、北京汽車ブランドの売上高が73億782万元(前期比8.07%減)、北京ベンツブランドが1831億5476万元(同9.04%増)だった。

 ブランド別の販売台数では、北京ブランドが7万2000台で同0.7%減となったが、EU5モデルを中心とする純電気自動車(BEV)の販売が同51.1%と大きく伸びた。また、輸出台数が1万8000台で同81.8%増となり、海外販売が加速した。

 北京ベンツはサプライチェーンの逼迫や市場の活力不足といった外的圧力の中でも新モデルの積極投入などにより同5.5%増となる59万2000台を販売して増収を実現した。

 当期純利益は163億3530万元で、前期の151億5147万元から7.81%増加した。このうち会社株主に帰属する純利益は41億9659万元(前期比8.77%増)で、1株あたり純利益は0.52元で、前期より0.04元増えた。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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