日経平均は49円安と続落、一時上げ転換も手じまい売り優勢=26日前場

 26日前場の日経平均株価は、前日比49円72銭安の4万364円40銭と続落。TOPIX(東証株価指数)は同3.58ポイント高の2781.22ポイントと反発して取引を終えた。現地25日の米国株安を受け、日経平均は朝方から売りが先行。午前9時5分には、同105円69銭安の4万308円43銭を付けた。その後、押し目を拾う動きから上げ転換する場面もみられたが、手じまい売りが優勢となったようだ。東証プライム市場の出来高は7億4583万株、売買代金は2兆544億円。騰落銘柄数は値上がりが843銘柄、値下がりは735銘柄、変わらずは77銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち11業種が下落、22業種が上昇した。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、北越コーポ<3865.T>、大王紙<3880.T>などのパルプ紙株が下落。イオン<8267.T>、ファストリテ<9983.T>などの小売株や、クレセゾン<8253.T>、JPX<8697.T>などのその他金融株も安い。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、ブリヂス<5108.T>、オカモト<5122.T>などのゴム製品株も軟調。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、三井物産<8031.T>、三菱商事<8058.T>などの卸売株も弱い。一方、INPEX<1605.T>、K&Oエナジ<1663.T>などの鉱業株や、SOMPOH<8630.T>、第一生命HD<8750.T>などの保険株、三菱倉<9301.T>、三井倉HD<9302.T>などの倉庫運輸株が高い。

 個別では、プロレドP<7034.T>、東急<9005.T>、青山商<8219.T>、小林製薬<4967.T>、Gunosy<6047.T>などが下落。半面、あみやき<2753.T>、フリービット<3843.T>、CIJ<4826.T>、ちゅうぎんF<5832.T>、IHI<7013.T>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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