4日の東京株式市場見通し=反発後は上値が重い展開か

国内市況

株式

2019/10/4 7:47

 予想レンジ:2万1200円-2万1500円(3日終値2万1341円74銭)

 4日の東京株式は反発後、上値が重い展開か。きのう3日に大幅続落した反動や、現地3日の米国株式が反発したことから、朝方は買いが先行するとみられる。ただ、手掛かり材料に乏しいことや、現地4日には米9月雇用統計の発表を控えることもあり、内容を確認したいとして、模様眺めムードが続きそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の後半(3日終値は107円22-24銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=117円台の前半(同117円34-38銭)と小動き。対ドルでの円高を警戒し、輸出関連銘柄には重しとなる場面も想定される。3日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、パナソニック<6752.T>、ソニー<6758.T>、アドバンテス<6857.T>などが、3日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比90円高の2万1360円だった。(高橋克己)

4日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・臨時国会召集

・証券投資の日

・決算発表=サカタのタネ<1377.T>、サンエー<2659.T>、壱番屋<7630.T>、パルコ<8251.T>、ベルク<9974.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米9月雇用統計、米8月貿易収支

・インド準備銀行金融政策決定会合

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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