OKI、商船三井とタグボートの周囲監視で検討を開始

株式

2019/10/11 16:47

 OKI<6703.T>は11日、商船三井<9104.T>との間で、タグボートの周囲監視に同社の俯瞰映像モニタリングシステム「フライングビュー」を活用するための検討を開始したと発表した。

 検討に先立つ実証実験では、タグボートの船長が自船の周囲の状況をリアルタイムで客観的に把握することができるよう、「フライングビュー」の魚眼カメラ4台をタグボートのマストに設置し、映像合成部と表示部を操舵室に設置。「フライングビュー」は4つのカメラの映像から周囲360度のふかん映像を合成して表示し、自由な視点から広域のシームレスなモニタリングを可能とする。タグボート側で、周囲の障害物や他船との距離が直感的に把握可能となることは、制御対象船との接触事故を未然に防ぐことにつながり、安全な着さんを補助するとしている。

 11日の終値は、OKIが前日比変わらずの1442円、商船三井が同94円高の2890円。

提供:モーニングスター社

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