ショクブンが一時ストップ高、第2四半期決算、通期業績予想ともに一転黒字浮上

株式

2019/10/31 16:33

 ショクブン<9969.T>が一時80円ストップ高の287円に駆け上がった。30日引け後に20年3月期第2四半期(19年4-9月)の連結決算を発表、一転黒字浮上するとともに通期損益予想も一転して黒字転換を見込み、好感されている。

 第2四半期決算では、営業損益が2400万円の黒字(前年同期は9500万円の赤字)となり、前回予想の6000万円の赤字から改善した。拠点統廃合による経営効率の向上、原価低減への取り組み、経費面の徹底的な見直しの3つの施策が奏功し、当初予想を上回る結果となった。また、売上高も当初予想の31億9000万円から32億4500万円(前年同期比5.3%減)に復調し、野菜相場が比較的安定推移したことも業績面で寄与した。

 通期業績予想では、売上高が66億3700万円から65億7900万円(前期比7.4%減)に目減りするが、営業損益は7500万円の赤字から7800万円の黒字(前期は5800万円の赤字)に浮上する。当初通期予想に見込んでいなかった営業所の統廃合を計画しているため、売上高については前回予想を下回る見込みだが、利益面では前述の3つの施策効果が、さらに大きくなると見込んでいる。

 31日の終値は、前日比18円高の225円。

提供:モーニングスター社

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