5日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2019/11/5 8:38

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円20銭-109円00銭

 5日の東京外国為替市場で、ドル・円は底堅い展開とみる。東京市場が休場中の4日は各国の株価指数が上昇しており、きょうの日経平均株価がこの流れを引き継いで上昇すればドル・円の支えになる。ただ、前週末の良好な米10月雇用統計や米中貿易協議の進展期待を背景にしたリスクオンのドル買いは一巡感がある。1ドル=109円近辺では利益確定目的のドル売りも出やすく、新たな手掛かり材料でもない限り、積極的な動きは見られそうにない。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月マネタリーベース

中国:中国10月財新メディア非製造業PMI(購買担当者景気指数)

米国:米9月貿易収支、米10月ISM非製造業景気指数

その他:RBA(豪中銀)理事会の結果発表、インドネシア7-9月期GDP(国内総生産)、マレーシア中銀が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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