清水建設、農林中央金庫と農業関係者が抱える課題解決に向けたソリューションビジネスを展開へ

株式

2019/11/6 7:34

 清水建設<1803.T>は前週末1日、農林中央金庫と共同で、地域連携型農業の事業化推進および、事業を通じた地域貢献を目的に、高知県において農業関係者が抱える課題解決に向けたソリューションビジネスを展開するシミズ・アグリプラスを7日に設立すると発表した。

 今回の事業は、同社と農林中央金庫、高知県の3者が、高知県の園芸農業の振興と雇用の拡大を目指して17年7月に締結した連携協定に基づくもの。事業化に先立ち、同社と高知県のJAが中心となり、18年7月からそぐり作業(出荷前に不要な外葉を取り除くこと)の機械化に関する実証試験を継続実施。19年7月までに事業化のメドがついたことから、農林中央金庫と協議し、「シミズ・アグリプラス」の設立を決めた。計画では、20年4月にも、JA高知県香美営農経済センター内に4ラインからなる「そぐりセンター」を設置し、出荷調整事業を開始する。処理量は、初年度200トン、以後は年間270-280トンを予定しているという。

 5日の終値は、前週末比21円高の1028円。

提供:モーニングスター社

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