オリンパスが急騰し年初来高値、上期業績の好進ちょくを材料視

株式

2019/11/7 14:07

 オリンパス<7733.T>が急騰。6日引け後の決算発表で、20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績が好進ちょくを示したことが材料視されている様子。株価は前日比290円高の1766円まで値を上げ、10月16日の年初来高値1499円を更新している。

 20年3月期上期は、売上高3891億8900万円(前年同期比1.9%増)、営業利益509億3700万円(同17.1倍)。主力の「内視鏡事業」において、内視鏡システムが日本において消費増税前の駆け込み需要により好調に推移し、外科手術用内視鏡システム「VISERA ELITE 2(ビセラ・エリート・ツー)」も堅調に推移する中、同事業として営業利益を598億1600万円(同43.8%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の通期予想900億円(前期比3.2倍)に対する進ちょく率は56.6%となっている。

 午後1時55分時点の株価は、前日比231円高の1707円。

提供:モーニングスター社

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