MSCI指数の銘柄入れ替え、新規採用は日本新薬、かんぽ生命、スクエニHD、丸一管は除外免れ

株式

2019/11/8 8:57

 世界の投資家がベンチマークとするMSCIスタンダードインデックスの定期銘柄入れ替えが日本時間8日朝に発表された。新規採用は日本新薬<4516.T>、かんぽ生命保険<7181.T>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>とリートのオリックス不動産投資法人<8954.T>の4銘柄。除外はカネカ<4118.T>、日本電気硝子<5214.T>、神戸製鋼所<5406.T>の3銘柄。

 パッシブファンドによるリバランスは同26日に行われる。入れ替えの内容はおおむね市場予想通り。大和証券は日本株への資金流入を310億円と予想し、想定される買い需要についてオリックスFを平均売買代金の約11日分、日本新薬を9日分、かんぽ生命を6日分、スクエニHDを3日分と試算している。

 このほか、一部で除外候補に挙げられていた丸一鋼管<5463.T>は採用が維持されたため、市場で好材料視される可能性がある。

提供:モーニングスター社

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