東芝、信州大学と生分解性リポソームが遺伝子を細胞に運ぶ技術をがんの遺伝子治療に応用する共同研究を開始

株式

2019/11/13 7:31

 東芝<6502.T>は11日、信州大学(長野県松本市)医学部小児医学教室の中沢洋三教授らの研究グループと、ナノサイズのカプセルである生分解性リポソームによって遺伝子を細胞に運ぶ技術を、がんの遺伝子治療に応用する共同研究を開始したと発表した。

 生分解性リポソームは、標的となる細胞にカプセル内の治療遺伝子を効率よく運ぶことが可能で、また量産にも適していることから、適用範囲の拡大も期待できるという。今後は、信州大学のがん研究と同社の材料研究を融合することで、がんの遺伝子治療の普及に貢献するとしている。

 12日の終値は、前日比115円高の3780円。

提供:モーニングスター社

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