15日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

株式

2019/11/15 7:47

 予想レンジ:2万2900円-2万3200円(14日終値2万3141円55銭)

 15日の東京株式は、軟調な展開か。きのう14日の弱い動きや、週末要因から売りが優勢となりそう。米中貿易交渉の先行きが見通しが不透明ななか、政府への抗議活動が過激化している香港情勢もあり、目先的な売りが優勢となる場面も想定される。外国為替市場で、ドル・円が1ドル=108円台の半ば(14日終値は108円74-75銭)、ユーロ・円が1ユーロ=119円台の半ば(同119円72-76銭)と円高方向に振れていることから、輸出関連銘柄には重しとなりそう。14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、LINE<3938.T>、TDK<6762.T>、アドバンテス<6857.T>などが、14日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比30円高の2万3150円だった。(高橋克己)

15日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 9月鉱工業生産(確報値)

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米10月輸出入物価、米11月NY連銀製造業景気指数、米10月小売売上高

・23:15 米10月鉱工業生産・設備稼働率

・ブラジル市場休場

・決算発表=JCペニー

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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