19日の東京株式市場見通し=もみ合いが続きそう

国内市況

株式

2019/11/19 7:47

 予想レンジ:2万3300円-2万3500円(18日終値2万3416円76銭)

 19日の東京株式は、もみ合いが続きそうだ。現地18日の米国株式は続伸し、史上最高値を更新したが、東京市場では手掛かり材料難から、模様眺めムードが広がりそう。消去法的に、値動きの軽い中小型株へ物色の矛先がむかうことも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の半ば(18日終値は108円91-92銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の前半(同120円41-45銭)とやや円高方向に振れていることから、輸出関連銘柄には手控え要因となりそう。18日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、富士フイルム<4901.T>、アドバンテス<6857.T>、キーエンス<6861.T>などが18日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比5円安の2万3395円だった。(高橋克己)

19日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・決算発表=SOMPOH<8630.T>、MS&AD<8725.T>、東京海上<8766.T>

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米10月住宅着工件数、米10月建設許可件数

・決算発表=ホーム・デポ、メドトロニック、TJX

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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