アマナ、効率化推進し赤字決算脱出―株価は依然割安

株式

2019/11/28 16:31

 アマナ<2402.T>は一段高後に800円台でもみ合うが、今19年12月期の予想PERは18倍程度で依然として割安感がある。

 同社は広告やWebプロモーション向けを中心に、写真、CG(コンピューターグラフィックス)などビジュアルコンテンツに関連した各種事業を手掛ける。今期は第3四半期累計(1-9月)決算が赤字だったが、通期では増収増益を見込んでいる。

 第3四半期累計連結の売上高は166億3100万円(前年同期比8.5%増)、営業損益は2億3400万円の赤字(前年同期実績1億2900万円の黒字)だった。売上高は順調に伸びているものの、映像企画制作など比較的外注比率の高いサービスの構成比が一時的に増加した。

 通期業績予想は売上高235億-247億円(前期比5.4-10.8%増)、営業利益8億円(同45.4%増)を据え置いた。外注費最適化など効率化策を推進し、その効果が出てくる見通しだ。

 28日の終値は、前日比3円高の845円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ