8日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2020/1/8 8:38

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円20銭-108円60銭

 8日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開となりそうだ。引き続き中東情勢の緊迫化が重しになる。東京時間の朝方もイラクの米軍基地にロケット弾が発射されたとの報道を受けて低リスクとされる円が買われており、1ドル=108円ちょうど近辺まで押されている。米国で重要経済指標の発表を控えることから朝方の売り買いが一巡したあとは様子見ムードが広がりそうだが、米国・イランの関係悪化への警戒感がさらに高まるようなら下値を探ることになるだろう。

<主な経済指標・イベント>

国内:11月毎月勤労統計、12月消費動向調査

米国:12月ADP全米雇用リポート、ブレイナードFRB(米連邦準備制度理事会)理事が講演

欧州:独11月製造業受注、ユーロ圏12月消費者信頼感指数、ポーランド中銀が政策金利発表

その他:豪11月住宅建設許可件数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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