(再送)米国株式市場:トランプ米大統領の演説を材料視、NYダウ反発、ナスダックも反発し史上最高値を更新

株式

2020/1/9 7:46

 8日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比161.41ドル高の2万8745.09ドル、ナスダック総合指数が同60.661ポイント高の9129.242ポイントで取引を終了。ナスダック総合指数は、2日に付けた史上最高値(9092.189ポイント)を更新した。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億9600万株、ナスダック市場が24億1046万株だった。

 トランプ米大統領は8日の演説で、イラクの米軍基地が攻撃された事態について「米国人に死傷者は出ていない」とし、「軍事力は行使したくない」とも述べ、イランへの報復攻撃に否定的な考えを示した。前日までの過度な警戒感が後退して買い戻す動きが強まり、NYダウは一時280ドルを超える上昇を見せる場面もあった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップルやマイクロソフト、フェイスブックなどが買われ、同指数の上昇をけん引した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所終値比370円高の2万3520円だった。

提供:モーニングスター社

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