23日の債券市場見通し=もみ合いの展開か

債券

2020/1/23 8:22

予想レンジ:債券先物中心限月(20年3月限)152.05円-152.25円、長期国債利回りマイナス0.015%-0.000%

 23日の債券市場は、もみ合いの展開か。

 前日の米国市場は横ばい。中国発の新型ウイルスへの警戒感が続き、相対的に安全資産とされる債券に買いが入った。半面、米12月中古住宅販売件数が好調で、米住宅市場の底堅さが改めて印象付けられた。米景気への楽観論が売りを誘った。

 国内市場では、相場の強弱を決定つけるような材料が無いまま、横ばい圏での展開になりそうだ。需給面では、日銀・長国買入オペが通知される。対象は長期債と超長期債。「買い入れ額の引き下げはなさそう。落札結果に余程の波乱がない限り、オペが相場の一定の支えになろう」(銀行系証券)との見方。

提供:モーニングスター社

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