サンバイオ、順天堂大学と膵ベータ細胞の作出にかかる共同研究で契約

株式

2020/1/28 7:36

 サンバイオ<4592.T>は前週末24日、順天堂大学が研究を進めているダイレクトリプログラミング法による膵(すい)ベータ細胞の作出に係る共同研究に関する契約を締結したと発表した。

 今回の共同研究は、順天堂大学大学院の医学研究科難治性疾患診断・治療学の岡崎康司教授、松本征仁客員准教授が開発した体細胞からダイレクトリプログラミング法によって、間葉系幹細胞から膵ベータ細胞を作出し、1型糖尿病に対する再生医療等製品の開発を目指すもの。同社がこれまで「SB623」の開発過程で蓄積してきた再生医療等製品の開発技術と順天堂大学の体細胞からのダイレクトリプログラミング法を組み合わせ、1型糖尿病のモデル動物を用いて有効性および安全性を評価し、臨床試験に進むために必要なデータの取得を目指す。

 27日の終値は、前週末比18円安の2514円。

提供:モーニングスター社

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