新型肺炎に日本人初感染、アゼアスや川本産業など対策関連に買い先行

株式

2020/1/29 9:12

 アゼアス<3161.T>や川本産業<3604.T>、マナック<4364.T>など、新型コロナウイルス対策の関連銘柄に買いが先行している。28日に厚生労働省が、日本人初の同ウイルスによる肺炎患者が確認されたと発表。発生源の中国・武漢への渡航歴がない男性で、懸念されていた日本国内での「人から人」への感染が現実となったもようだ。

 中国では4600人以上が新型肺炎に感染し、死者も28日の発表では100人を超えている。同国本土以外にも17の国と地域で患者が発生するなど歯止めが効かない状態だ。日本ではバスの運転者が感染した。男性は1月8-11日、12-16日に武漢からのツアー客を搭乗させていた。現時点では容体は安定しているという。

 関連銘柄はほかに、エアーテック<6291.T>やシキボウ<3109.T>、興研<7963.T>、重松製作所<7980.T>、キングジム<7962.T>などが高い。

提供:モーニングスター社

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