栄研化が続急落、通期の業績予想を上方修正するも材料出尽くし感

株式

2020/1/29 13:31

 栄研化学<4549.T>が続急落。28日引け後の決算発表で、20年3月期の連結業績予想を上方修正したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比148円安の2089円まで値を下げている。

 20年3月期業績予想について、売上高を従来の359億円から368億円(前期比2.9%増)へ、営業利益を36億円から43億5000万円(前期比5.7減)にそれぞれ引き上げている。海外向け売上が便潜血検査用試薬、尿検査用試薬・装置を中心に好調に推移し、国内向けも堅調なことがその要因。20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)は、売上高280億2800万円(前年同期比3.6%増)、営業利益43億4900万円(同1.7%増)で、営業利益は従来の通期予想にほぼ到達している。

 午後1時30分時点の株価は、前日比48円安の2189円。

提供:モーニングスター社

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