オリックスが昨年来高値、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は2340円に

株式

2020/2/4 16:11

 オリックス<8591.T>が3日ぶりに反発、84.5円高の1924.5円まで買われ、今年1月30日につけた昨年来高値1896円を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では3日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は2200円から2340円に引き上げている。

 今回のエグジット案件は、具体的には公表されていないものの、国内の案件1件で160億円の利益を計上し、投資後5年以内に期間利益を加えて投資額の1.6倍にあたる売却益を計上、「エグジット益を予想できないことは悩ましいが、同社の目利き力は高い」とコメントしている。マネジメントは第4四半期(20年1-3月)の売却益は少ないと説明しており、20年3月期会社側予想連結純利益3000億円を大きく上回ることはないと、同証券ではみているという。

 同証券では業績予想を修正、連結営業利益について、20年3月期3040億円(前期比7.6%減、従来3280億円、会社側計画は非開示)、21年3月期3550億円(従来3570億円)、22年3月期3790億円(同3800億円)と試算している。

 4日の終値は、前日比86.5円高の1926.5円。

提供:モーニングスター社

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