レノバ、20年3月期の第3四半期累計決算を発表、純利益は前期比で3倍に

株式

2020/2/6 11:40

 レノバ<9519.T>が5日、2020年3月期の第3四半期(19年4-12月)決算を発表した。

 第3四半期累計決算は連結売上高136億8100万円(前年同期比30.0%増)、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)76億4700万円(同38.2%増)、純利益27億9100万円(同3.3倍)で大幅な増収増益となった。

 前期末の19年3月末に四日市ソーラーを連結化した上、今期にも那須烏山ソーラーが5月、軽米西ソーラーが7月、軽米東ソーラーが12月に運転を開始するとともに連結化したことが増収増益の主要因である。さらに、徳島津田バイオマス、御前崎港バイオマス、人吉ソーラーの3件について事業開発報酬を期初の計画通りに計上し、前期比での収益拡大につながった。

 通期業績予想は19年11月の上方修正時から変わらず、売上高192億円(前期比36.2%増)、EBITDA108億円(同36.8%増)、純利益33億円(同98.9%増)を見込んでおり、順調に進ちょくしている。

 一方、開発中の石巻ひばり野バイオマス発電所(設備容量75.0MW)は20年3月期中に最終投資決定(FID)を予定しており、同期中の事業開発報酬の計上を計画している。

 そのほか、20年1月21日、第三者の格付機関である日本格付研究所(JCR)より、長期発行体格付を新規に取得した。格付結果は投資適格に分類される「BBB(安定的)」。これにより、資本市場からの評価が高まることから、将来的に資金調達手段を多様化できる見込みだ。

提供:モーニングスター社

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