セコムが反落、第3四半期累計は順調に推移するも材料出尽くし感

株式

2020/2/7 13:19

 セコム<9735.T>が反落。6日引け後の決算発表で、20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の連結業績は順調な推移を示したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比142円安の9659円まで値を下げている。

 20年3月期第3四半期累計は、売上高7660億800万円(前年同期比5.4%増)、営業利益1022億1200万円(同10.0%増)。主力の「セキュリティサービス」が営業利益860億4000万円(同0.3%増)と堅調に推移する中、「防災」が積極的な営業活動の推進、採算性の改善などにより営業利益を88億7600万円(同2.1倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の通期予想1315億円(前期比1.0%増)に対する進ちょく率は77.7%で、第4四半期(20年1-3月)の営業利益予想は計算上292億8800万円(前年同期比21.4%減)にとどまり保守的な印象。

 午後1時19分現在の株価は47円安の9754円。

提供:モーニングスター社

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