TISが上場来高値、野村証は「Buy」継続、目標株価は8800円に引き上げ

株式

2020/2/7 16:47

 TIS<3626.T>が反発、430円高の7320円まで買われ、今年2月5日に付けた上場来高値6920円を更新した。野村証券では6日付で、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標株価は8200円から8800円に引き上げている。

 6日に、第3四半期(19年10-12月)連結業績、20年3月期連結業績見通しを発表。稼働率上昇、選別受注、生産性改善の取り組みなどを背景に、同証券予想以上に粗利益率の改善が進んでおり、収益性重視の戦略が奏功している点は高く評価できるとコメント。同業他社の事例などを見る限り、引き合いを含めた状況に大きな変化はなく、今後も受注環境は引き続き順調に推移すると見込まれるとしている。

 同証券では予想以上の粗利益率の改善などを踏まえ、業績予想を上方修正。連結営業利益について、20年3月期435億円(前期比14.3%増、従来430億円、会社側計画は420億円)、21年3月期480億円(従来470億円)、22年3月期525億円(同510億円)と試算している。

 7日の終値は、前日比200円高の7090円。

提供:モーニングスター社

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