日経平均は177円程度安、売り先行後も弱含みで推移=10日寄り付き
10日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前週末比177円程度安い2万3650円前後で推移する。午前9時20分には、同206円26銭安の2万3621円72銭を付けている。前週末7日の日経平均株価が上値の重い展開となっていたことや、同7日の米国株式市場で、NYダウ、ナスダック総合指数がともに下落したこともあり、売りが先行。為替市場で、円相場がドルやユーロに対して円高方向にあることも重しのもようで、弱含みの展開が続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比165円安の2万3665円だった。
業種別では、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が下落。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も安い。日立<6501.T>、ソニー<6758.T>などの電機株や、出光興産<5019.T>、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株も軟調。AGC<5201.T>、ガイシ<5333.T>などのガラス土石株や、武田薬<4502.T>、アステラス薬<4503.T>などの医薬品株も下げている。
個別では、福井コンH<9790.T>、ニチイ学館<9792.T>、ニーズウェル<3992.T>、JBR<2453.T>、ミズノ<8022.T>などが下落。半面、デジハHD<3676.T>、タムロン<7740.T>、ダイトウボウ<3202.T>、日本ドライ<1909.T>、T&Gニーズ<4331.T>などが上昇している。
東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=109円台の半ば(前週末7日終値は1ドル=109円92-93銭)、1ユーロ=120円台の前半(同120円54-58銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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