メルカリが8日ぶり反落、大和証は「1」継続、目標株価は3000円に引き下げ

株式

2020/2/10 17:02

 メルカリ<4385.T>が8日ぶりに反落。大和証券では7日付で、投資判断「1」(買い)を継続、目標株価は3600円から3000円に引き下げている。

 目標株価3000円は、類似企業の来期平均EV/粗利倍率約7倍程度を、同証券予想21年6月期売上総利益へ適用し算出されている。同社の21年6月期売上総利益成長率は類似企業の平均成長率22%を大きく上回ることから、類似企業と同程度のバリュエーションは最低限許容されると考えたとしている。

 同証券では連結営業損益について、20年6月期275億円の赤字(前期は121億4900万円の赤字、会社側計画は非開示)、21年6月期50億円の赤字、22年6月期150億円の黒字、23年6月期370億5000万円の黒字、24年6月期513億円の黒字と試算。国内GMVは暖冬や、昨年のCRM投資の反動もあり減速も、北米事業は月間GMV1億ドル達成を目指し着実に成長とコメントしている。

 午後零時54分時点の株価は前週末比128円安の2210円。

提供:モーニングスター社

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