<米国株情報>BTIGがヤム・ブランズの投資判断を引き下げ、新型肺炎の感染拡大で

株式

2020/2/12 10:41

 証券大手BTIGは7日の顧客向けリポートで、ケンタッキーフライドチキン(KFC)やピザハットなどを運営するファーストフードチェーン大手ヤム・ブランズ<YUM>の投資判断を「バイ」(買い)から「ニュートラル」(中立)に引き下げた。米経済情報専門サイトのマーケットウォッチが8日、伝えた。

 BTIGは、傘下のピザハットが中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で打撃を受ける懸念が強まったとし、「ピザハットは新型肺炎の感染拡大により苦戦が長期化し、業績見通しは下向きとなる」と予想した。

 一方、スイス金融大手UBSは新型肺炎の懸念が過大とし、ヤム・ブランズの投資判断を「バイ」、目標株価を120ドルに、いずれも据え置いた。UBSは、「ピザハットの苦戦は続くだろうが、1月1日付でCEOに就任したデービッド・ギブス氏の下で実行される技術革新、事業再生計画が経営改善に寄与する」と期待を寄せている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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