パンパシIが3日ぶり反発、クレディスイス証は「アウトパフォーム」継続、目標株価は2400円に引き上げ

株式

2020/2/12 17:01

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が3日ぶりに反発。クレディスイス証券では12日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は2300円から2400円に引き上げている。

 同証券では、ユニーの費用削減が想定以上な点を中心に業績予想を上方修正、あわせて目標株価を2400円に引き上げるとしている。連結営業利益について、20年6月期735億円(前期比16.5%増、従来678億円、会社側計画は720億円)、21年6月期783億円(従来696億円)、22年6月期829億円(同721億円)と試算。

 20年6月期は57億円の上方修正で、ユニーで60億円引き上げられている。ユニーは売上高は想定通りも、関口憲司社長の下で、人件費、広告宣伝費、業務委託費など費用削減が相対以上に進んでいる点も追加で織り込まれている。一方で、UDリテールは、15億円引き下げられている。UDリテールは、ユニーの業態転換の効果は顕在化しているものの、短期的な試行錯誤を織り込んだとしている。ドン・キホーテは、消費税免税売上高を中心に売上苦戦が続くとみたものの、費用抑制を織り込み営業利益は従来予想から微修正にとどめたとしている。

 12日の終値は、前日比8円高の1989円。

提供:モーニングスター社

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