IDHDが一段高、20年3月期の利益予想を上方修正、営業利益27.1%増に

株式

2020/2/13 16:50

 IDホールディングス<4709.T>が一段高となり、139円高の1720円まで値を上げた。13日前場引け後に20年3月期の連結利益予想を上方修正し、見直し機運が高まった。

 20年3月期業績予想は、売上高が268億円から260億円(前期比1.9%減)に引き下げられたが、営業利益は16億7000万円から21億2000万円(同27.1%増)に上積みされた。売上高は、ソフトウェア開発における一部の大型プロジェクト収束による受注の減少により、当初予想を下回る見込みとなった。一方、積極的な営業活動の推進や、プロジェクト管理体制の強化、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連の高付加価値分野への技術者シフトなどにより、採算が改善する。

 同時に発表された第3四半期(19年4-12月)決算は、売上高が195億3800万円(前期比0.8%減)、営業利益が17億1900万円(同33.5%増)だった。

 13日の終値は、前日比100円高の1681円。

提供:モーニングスター社

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