日清紡HDが一段高、20年12月期は営業利益2倍超を見込む

株式

2020/2/13 16:51

 日清紡ホールディングス<3105.T>が一段高し、39円高の1054円を付けた。13日前場引け後に19年12月期連結決算と20年12月期業績予想を発表、今期は大幅増益見通しを示し、買い安心感につながった。

 20年12月期業績予想は、売上高が5400億円(前期比6.0%増)、営業利益が140億円(同2.16倍)を見込む。、主力のモビリティー分野を中心に経営資源を重点的に配分し、成長戦略を遂行していく。マリンシステム事業はいまだ回復途上にあるが、マイクロデバイス事業では、市場環境は回復基調にある。また、ブレーキ事業では、TMD社の事業再建にメドがついたことから、黒字転換する見込み。

 同時に発表された19年12月期決算は、売上高が5096億円、営業利益が64億8200万円だった。18年12月期が変則決算のため、前期との比較記載はない。

 12日の終値は、前日と変わらずの1015円。

提供:モーニングスター社

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