14日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

株式

2020/2/14 7:47

 予想レンジ:2万3600円-2万3900円(13日終値2万3827円73銭)

 14日の東京株式は、軟調な展開か。きのう13日の弱い地合いや、現地13日の米国株式が下落したこともあり、売りが先行しそうだ。週末要因から、ポジション調整の売りに押される場面もありそう。また、厚生労働省は13日、渡航歴のない神奈川県の80代女性が、新型肺炎により死亡したと発表。感染拡大への警戒感の高まりから、手控えムードが広がる可能性も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(13日終値は、109円72-73銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=119円台の前半(同119円36-40銭)と円高方向に振れている。現地13日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、ファナック<6954.T>、日産自<7201.T>などが、13日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比75円安の2万3715円だった。(高橋克己)

14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・13:30 12月第三次産業活動指数

・2月限先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出

・決算発表=キリンHD<2503.T>、大塚HD<4578.T>、リクルートHD<6098.T>、日本郵政<6178.T>、クボタ<6326.T>、東芝<6502.T>、かんぽ生命<7181.T>、ゆうちょ銀行<7182.T>、SOMPOH<8630.T>、MS&AD<8725.T>、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>、光通信<9435.T>

【海外】(時間は日本時間)

・16:00 ドイツ10-12月期GDP

・22:30 米1月輸出入物価、米1月小売売上高

・23:15 米1月鉱工業生産・設備稼働率

・ミュンヘン安全保障会議(16日まで)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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