17日の東京株式市場見通し=前週末の弱い地合いが継続し軟調な展開か

国内市況

株式

2020/2/17 7:47

 予想レンジ:2万3500円-2万3800円(14日終値2万3687円59銭)

 17日の東京株式は、前週末14日の弱い地合いが継続し、軟調な展開となりそうだ。日本国内でも新型肺炎患者数の増加が続き、政府の専門家会議は16日、「国内発生の早期にある」との見方を示している。患者数の拡大による経済全般への影響が警戒されるなか、手控えムードが広がりそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(前週末14日終値は、109円78-79銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=118円台の後半(同119円00-04銭)とやや円高方向に振れている。前週末14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、三菱UFJ<8306.T>、ソフバンG<9984.T>などが、同14日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同14日の大阪取引所終値比95円安の2万3535円だった。(高橋克己)

17日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 10-12月期GDP

・13:00 1月首都圏新規マンション発売

・13:30 12月鉱工業生産

・決算発表=ブリヂス<5108.T>

【海外】(時間は日本時間)

・11:30 タイ10-12月期GDP

・ワシントン生誕日の祝日で米国市場休場

・決算発表=トランスオーシャン

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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