日経平均は73円程度高、売り先行後は円安が意識され上げに転じたもよう=21日寄り付き
21日午前9時27分すぎの日経平均株価は、前日比73円程度高い2万3552円前後で推移する。きのう20日に上値が重い展開だったことや、現地20日の米国株式が反落したこともあり、売りが先行した。ただ、寄り付き後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ転換。午前9時26分には、同88円08銭高の2万3567円23銭を付けている。為替市場では、円がドルやユーロに対して、円安方向にあることが支えとなっているもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比15円高の2万3525円だった。
業種別では、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、出光興産<5019.T>、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株が上昇。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株も高い。三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も堅調。NTTドコモ<9437.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、武田薬<4502.T>、アステラス薬<4503.T>などの医薬品株も上げている。
個別では、Vキューブ<3681.T>、ランド<8918.T>、テモナ<3985.T>、ソウルドO<6553.T>、TBK<7277.T>などが上昇。半面、ミサワ<3169.T>、わかもと<4512.T>、有機薬<4531.T>、ベクトル<6058.T>、朝日インテク<7747.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時27分時点で、1ドル=112円10銭台(20日終値は1ドル=111円68-69銭)、1ユーロ=120円台の後半(同120円50-54銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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