島津製、IoTを活用した廃プラスチック自動回収システムをグループで導入

株式

2020/2/25 7:34

 島津製作所<7701.T>は20日、IoT(モノのインターネット)を活用した廃プラスチック自動回収システムを20年1月から導入し、プラスチックリサイクル率の向上と二酸化炭素排出量の削減で、環境負荷低減につながる成果を得たことから、グループで導入を進めると発表した。

 各事業所に設置されたIoTセンサーにより廃プラスチックの集積量を測定、Web上で監視が可能という。集積が一定量を超えるとアラートが廃棄物業者に発せられ、一度の回収車の出動で複数事業所を巡回する。これまで一度の出動で1事業所のみの回収に比べ、回収車の走行距離が削減でき、車両運行に伴う二酸化炭素排出量を削減できる。また、各事業所での集積量を確認する作業も不要になり廃プラスチックの管理業務・作業効率が向上するとしている。

 21日の終値は、前日比1円高の2878円。

提供:モーニングスター社

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