大日印、ディスプレー表面に発生するぎらつき現象の光学測定原理を解明

株式

2020/3/5 16:28

 大日本印刷<7912.T>は5日、光の映り込みを防ぐ「防眩(ぼうげん)フィルム」を貼ったディスプレー表面のぎらつき現象において、今まで比較が困難だった異なる測定装置や測定条件においても、信頼性の高い客観的データの取得に必要な光学測定原理を解明したと発表した。

 これにより、ぎらつき現象を定量的に比較・評価することが可能となり、「防眩フィルム」の開発効率を高めることができる。今後、この知見を活用し、顧客の要望や課題を適切かつ迅速に捉え、高精細化が進む大型ディスプレーやモバイル端末、車載向けディスプレー用に新たな防眩フィルムを提供していくとしている。

 5日の終値は、前日比46円高の2577円。

提供:モーニングスター社

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