6日の東京株式市場見通し=反落後は下値模索の展開となりそう

国内市況

株式

2020/3/6 7:47

 予想レンジ:2万700円-2万900円(5日終値2万1329円12銭)

 6日の東京株式は反落後、下値模索の展開となりそう。現地5日の米国株式が大幅に反落した動きを受け、株価指数先物を中心に売り先行となろう。為替市場では、ドル・円が1ドル=106円台の前半(5日終値は107円36-37銭)、ユーロ・円が1ユーロ=119円台の前半(同119円42-46銭)と円高に振れている。NY時間には105円台の後半を付ける場面もみられたことから、円高による企業業績への影響が警戒され、売り圧力が強まることも想定される。また、週末要因も重なり、手控えムードが広がりそうだ。5日のADR(米国預託証券)は円換算値で、TDK<6762.T>、デンソー<6902.T>、ファナック<6954.T>などが、5日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比580円安の2万790円だった。(高橋克己)

6日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 1月家計調査、1月消費動向指数、1月毎月勤労統計

・14:00 1月景気動向指数、1月消費活動指数

・IPO(新規上場)=きずなホールディングス(きずなHD)<7086.T>(マザーズ)、ウイルテック<7087.T>(東証2部)

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米1月貿易収支、米2月雇用統計

・24:00 米1月卸売売上高

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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