9日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、軟調展開か

為替

2020/3/9 8:37

ドル・円予想レンジ:1ドル=103円00銭-104円80銭

 9日の東京外国為替市場で、ドル・円は軟調展開とみる。米国で新型コロナウイルスの感染が拡大していることや原油先物価格の下落を背景に、リスクオフのドル売り・円買いが優勢となっている。日経平均株価の動き次第ではこの動きが加速し、下値を探ることになりそうだ。朝方に北朝鮮が日本海へ向けて飛翔体を発射したと報じられた際もドル・円は神経質な反応をみせている。一方、急速な円高進行を受けて東京時間には日本政府による口先介入などもありそう。上下ともに振れ幅の大きさには注意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:10-12月期GDP(国内総生産)改定値、1月国際収支、2月景気ウオッチャー調査

欧州:独1月鉱工業生産、独1月貿易収支

その他:メキシコ2月CPI(消費者物価指数)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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