13日の東京株式市場見通し=下値を探る展開となりそう

国内市況

株式

2020/3/13 7:47

 予想レンジ:1万6000円-1万7000円(12日終値1万8559円63銭)

 13日の東京株式は、下値を探る展開となりそう。現地12日のシカゴ日経平均先物の6月限円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比1285円安の1万6855円だった。朝方から、株価指数先物を中心に売り優勢の展開となり、同清算値にサヤ寄せする動きとなろう。欧米株の急落で、様子見姿勢が強まりそうで、買い注文が少ないなか、仕掛け的な売りで下げ幅を拡大する場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の後半(12日終値は103円66-68銭)、ユーロ・円が1ユーロ=117円前後(同117円25-29銭)と落ち着きをみせている。ただ、きのう12日には為替動向に振らされる場面もみられたことから、注意したい。12日のADR(米国預託証券)は円換算値で、TDK<6762.T>、ファナック<6954.T>、村田製<6981.T>などを中心に、12日の東京終値に比べ全面安だった。(高橋克己)

13日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 1月第三次産業活動指数

・3月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出日

・IPO(新規上場)=木村工機<6231.T>(東証2部)、フォースタートアップス<7089.T>(マザーズ)、リグア<7090.T>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米2月輸出入物価

・23:00 米3月ミシガン大学消費者マインド指数

・決算発表=(アジア)AIAグループ(米国)オラクル

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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